抱き抱えられながらの着席

学校|不登校

父親の送迎と、力での対応

私が通院などで送迎できない日には、夫が学校に連れて行くこともあります。

娘が泣き叫び、暴れて、動けなくなってしまっても、
夫は力強く抱きかかえて、教室の中まで運び、席に座らせることができます。

私はそこまでのことはできないし、正直、心が痛むこともあります。

でも、それが「間違い」とも言いきれなくて

荒療治のように見えても、
「行けた」「席につけた」という経験が、あとで本人の中に残ることもあるのかもしれない。

勝ち負けでの荒療治

実際、娘の“負けず嫌い”にも夫は同じように荒療治を試しました。
あえて何度も勝敗がつく遊びをして、何度も負けを経験させるというやり方です。
最初は毎回大泣きで「もうやらない!」と言っていたのに、半年ほど経った頃には、少しずつ負けに慣れ、
「悔しい…けど、もう一回!」と口にできるようになっていました。

正解のない試行錯誤

力があるからこそできること。
でもそれが、わが子にとって本当に必要なことなのか。
その答えは、まだ分かりません。

きっと、どれが正解かなんてすぐには分からないし、
家族の中でできる役割を、それぞれが試行錯誤しながらまずやってみよう!と思っているのだと思います。