4歳娘の眼科検診と、モヤモヤの気持ち

次女

4歳の次女に届いた診断――中等度の遠視と弱視のこと

気づきのきっかけと診断のこと

こんにちは。

今日は、少し心がざわついた出来事について書こうと思います。

それは、4歳の次女に中等度の遠視と弱視の診断が出たことです。

長女も入学前に斜視で手術を受けた経験があるので、
次女にも斜視っぽい目の動きが見えたときには、うっすら嫌な予感がありました。

でも、まさか本当に診断がつくとは思わず、
しかも予想していた“斜視”ではなく、遠視と弱視による斜視でした。

正直、とてもショックでした。

受けた検査と、素人なりの理解

普段の次女は元気そのもので、
目も合うし、絵本も読めるし、テレビも見ている。

だから「本当に目に大きな負担がかかってるの?」と、
最初は半信半疑の気持ちもありました。

病院で受けたのは「サイプレジン検査」など、いくつかの視力検査。

以下は、私が説明を受けた内容や調べた情報を
素人なりにまとめたものです。

  • スポットビジョンスクリーナー
    赤い屋根の家の映像を見て、遠視・近視・乱視の傾向を非接触で短時間に測定。
  • スキアスコープ(検影器)
    暗室で光の反射を利用して目の屈折状態を調べる、客観的な屈折検査。
  • サイプレジン検査
    調節麻痺剤という目薬を点眼し、一時的にピント調整を止めて正確に視力や屈折を測る。

この日は、次女が検査の時点でとても疲れていて、
視力表による測定は正直しっかりできていないように感じました。

モヤモヤと疑問の残る気持ち

だからこそ、診断結果を聞いても、
「これが正確なのかな?」という気持ちは残ったままでした。

先生からは「この2つの検査で、屈折や視力の状態はおおよそ分かる」と説明されました。

医療の進歩を感じながらも、どこかモヤモヤしたまま帰宅。

夫や両親に話してみても、
「そんなに悪いの?」「普通に見えているように見えるけど」
という反応ばかり。

私だけが過敏なのかもしれない。
ちゃんと診断されたのに、まだ信じきれていない自分もいる。

いろんな思いがぐるぐると回っていて、
何とも言えない気持ちがずっと残っていました。

早期発見の大切さと長女の経験

それでも、やっぱり早く分かってよかったのだと思います。

小さなうちにメガネでピントを補正してあげれば、
将来の視力や見え方に大きく関わるとのこと。

長女のときも、早期に気づけたからこそ手術に進むことができて、
今では日常生活に全く支障がありません。

今回も同じように、必要なサポートを早めに始められる。
そう考えると、気持ちの整理はまだつかないけれど、
前向きに受け止めていくべきなんだろうなと思いました。

これからの向き合い方

本人はまだあまり理解していない様子です。

だからこそ、まずはメガネを楽しいものとして受け止められるように、
「どんなメガネがいいかな」と話しかけながら進めています。

私自身も、この診断と向き合っていく覚悟が必要だと感じています。

ショックだったし、疑問もあるけれど、
「今、気づけてよかった」
そう信じて、少しずつ進んでいけたらと思います。

次女の見えている世界が、これからもっとクリアになっていきますように。

そして、私自身もこの経験を通して、
またひとつ、母親として学びを深めていけたらと思います。