聴覚過敏の娘と車内で過ごす“音楽の時間”――ちょっと工夫した、わたしたちのやり方
こんにちは。
だいぶ暖かくなってきましたね。
……花粉症じゃなければ、もっと素直に喜べるんですけど。
以前にも書きましたが、長女は聴覚過敏があるため、音楽の授業には参加していません。
その時間だけは授業を抜けて、
・駐車場の車の中で過ごし、
・授業が終わったら教室に戻る、
というスタイルで、3学期を過ごしてきました。
みんなが授業を受けている45分間、何をして過ごすか?
音楽はピアノを習っていたので、基礎的な内容はおそらく大丈夫。
ということで、音楽とは関係のない勉強時間にあてることにしました。
今、やっているのはこの3つ
- 学校のプリント
2学期はほとんど登校できなかったので、そのときにたまっていた分を少しずつ進めています。 - チャレンジタッチ
教材を家でダウンロードしておけば、車内でも使えるのが便利です。 - ピコトレ
ちょっとだけ時間が余った時に取り組むのにちょうどいい内容です。
やることは決まった。
でも――車内って、やっぱり狭い。
「書きづらい! 首が痛い! まぶしい! 寒い!」
と、次々に出てくる不満の声。
(心の中では「じゃあ教室で受けたら?」と思ってしまう自分もいます)
快適に過ごすための車内グッズ
- サンシェード
まぶしさ対策に。少しでも日差しを遮れるようにしています。 - クッションテーブル
以前はビーズタイプを使っていたのですが、次女の足が当たって破裂。
今はウレタン素材のものに替えて、使いやすくなりました。 - ハンディクリーナー
消しゴムのカスなど、細かい掃除に役立っています。
ただしビーズだけは静電気でくっついてしまって、なかなか取れません。 - 充電式カイロ
寒い時期の防寒と、モバイルバッテリーの機能を兼ねていて重宝しています。 - ブックスタンド(書見台)
教科書を見ながらプリントをするときに便利。
「教科書見やすいように持ってて!」と言われなくなったので、親も助かっています。
車内は必要なものが増えて、少し物であふれてきましたが、今のところは快適に過ごせています。
ただ、今の時期はエンジンを切ってもまだ大丈夫。
でも、これから暑くなったらどうしよう…と、本気で悩み中です。
(ちなみに冬は、重ね着でなんとか乗り切りました)
音楽の授業も、今学期はあと1回。
長女が大きくなった時、「そんなこともあったね」と笑って話せる思い出になればいいなと思っています。