学校で不安やイライラを感じた時の、娘の安心アイテム4選

学校|不登校

学校で不安やイライラを感じたときの、娘の安心アイテム4選

こんにちは。
今回は、小学1年生の長女が学校でイライラや不安を感じたときに使っている対処グッズについてご紹介します。

夏休み中に担任の先生と面談する機会があり、そのときに「聴覚過敏や気持ちの切り替えが難しいことがある」と相談したところ、申請書なども不要で、すんなりと受け入れていただけました。

1. スクイーズ(触感アイテム)

100円ショップでいろいろなスクイーズを購入し、自宅で実際に触り比べながら選びました。
娘は、硬さや匂い、触り心地に強いこだわりがあるため、「これはイヤ」「こっちは好き」と慎重に吟味。

お気に入りのものを学校に持っていき、授業中もさりげなく手に持つことで、気持ちを落ち着けるのに役立っているようです。

使わなかったものは、次女のおもちゃへと“転職”するというオチもありますが(笑)、本人にとっては安心材料のひとつになっています。

2. 書き殴りノート

学校の自由帳はすぐに使い切ってしまうことが多く、現在はルーズリーフを綴じたノートを持たせています。
必要なぶんだけ後から追加できるのも便利です。

このノートには、気持ちを整理するための殴り書きや、ちょっとしたイラストを描くことも。
ときには、ページ全体が真っ黒に塗りつぶされていることもありますが、それもまた娘なりの表現方法なのだと感じています。

3. 飼い猫のハンカチ

大の猫好きな娘は、「飼っている猫を見ると、いい気持ちになる。頑張ろうって思える」と話していました。

しかし、通学用のリュックや筆箱にキーホルダーは付けられない校則があったため、私が思いついたのが「愛猫の写真をハンカチにプリントする」という方法。

普段から使うものなので違和感がなく、本人も気持ちが安定しやすくなったようです。
これは親としても「いい工夫だったな」と感じています。

4. ラベンダーのミストスプレー

登校前、ハンカチにラベンダーのミストを軽く吹きかけて持たせています。
娘が一番好きな香りということもあり、持っているだけで落ち着くようです。

ただし、香りの好みにも波があるため、「これはちょっと違う」と言われることも多々あります。
気に入る香りに出会えるまでは、親子で試行錯誤の連続です。

先生との連携も大切に

これらのアイテムについては、すべて事前に先生と相談済みです。
スクイーズについては「おもちゃっぽい印象を与えるかもしれない」と心配していたのですが、実際に使ってみたところ、先生からは「問題なく過ごせていますよ」と報告をいただき、ホッとしました。

学校は楽しいことばかりではなく、刺激が強すぎたり、集団の中で疲れてしまったりすることもあります。

そんなときに、「自分なりの安心グッズ」を持つことで気持ちを整えられることは、子どもにとって大切なスキルなのかもしれません。

さいごに

誰かと同じやり方でなくていい。
「その子なりの安心の形」を、少しずつ見つけていくことが大切なんだなと、娘を見ていて日々感じています。

同じように悩んでいるお子さんや保護者の方に、少しでも参考になれば嬉しいです。