夜中の大騒動と、静かな朝――わが家の“夜驚タイム”
昨夜の長女はというと、
なかなか派手に荒れておりました。
小さい頃からの経緯
2歳頃から夜驚症のような症状があって、
突然叫び出したり、泣きながら布団を殴り続けたり。
最初の頃は、私も本気で慌てていました。
6歳からは薬を使い始め、
頻度はだいぶ落ち着いてきたものの、
今でも月に3〜4回はしっかり荒れます。
今の様子と、朝の姿
そして、寝言。
とにかく怒っている。
「やめてって言ってるでしょ!」
「ちがうってば!」
「なんでなの!」
なぜ夢の中でいつも怒っているのかは、今のところ不明です。
基本的に悪夢しか見てないと思います。
昨夜も例にもれず、どったんばったん。
布団にパンチを繰り出したり、
枕を蹴飛ばしたりしながら、本人は大暴れ。
でも、朝になると。
「今日もよく寝れた〜」と何も覚えていなくて笑顔で起きてくるのが、いつものパターンです。
こちらとしては「え、あれだけ叫んで暴れてたのに…?」と半ば呆れつつも、
本人がぐっすり眠れたと思っているのなら、それでいいか…と、
最近はちょっとあきらめに近い気持ちで受け止めています。
母の過ごし方と心境
もちろん、母は寝不足。
夜中に何度も起こされて、
あまりに激しい日はもう寝るのをあきらめ、
ただ静かに夜が明けるのを待つこともあります。
何かしてあげられるわけでもなく、
本人はまったく意識がないため、
話しかけたところで会話にならず。
ただそばで「今は耐える時間」と言い聞かせるしかない。
そうして、ふと窓の外が明るくなってくると、
「あぁ、やっと夜が終わった」
と、じんわりうれしくなる瞬間があります。
差し込んでくる朝の光が、
「ひとまず無事に朝を迎えられた」と感じさせてくれて、
なんとも言えない安心感に包まれます。
何事もなかったようにスヤスヤ眠っている長女の顔を見て、
「がんばったね、私」って、思わず自分をねぎらいたくなることも。
これ、あるあるでしょうか。
…きっと、ありますよね。
たまにやってくる“最悪パターンの夜”。
でも、そんな日々もきっといつか落ち着いていく。
これからのこと
最近は、新学期が近づいてきたこともあってか、
不安や緊張がまた夜に出てきているのかもしれません。
長女は、環境の変化にとても敏感なタイプ。
日中は平気そうに見えても、
夜になって気持ちがあふれ出すことがよくあります。
この時期は、しばらく続くかもしれません。
だからこそ、母の目標はひとつ。
できるだけ早く寝て、夜中に起きても倒れないように備えておくこと。
体力勝負なところもあるので、
日中にできるだけ回復しておくのがいちばんの対策かもしれません。
静かに、長い夜を乗り越えた朝。
何もなかったように始まる1日を、今日もまた迎えられること。
それだけで、じゅうぶん。
と心の底から思えるようになりなたいです。